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自分の偏差値は高いの低いの?どうみるの?【偏差値とは】

中学生・高校生の皆さんは、
「偏差値」というものを聞いたことありますよね?

偏差値とは簡単に言えば、
「全体の中で、自分の点数がどのくらいの位置にいるか?」
をはかる数字です。

とは言っても、結局どういうこと?どれくらい取れていれば良いの?
という疑問が湧いてきますよね。

今回は中高生の皆さんが気になる、偏差値について詳しくまとめていきたいと思います!

目次

偏差値の計算って?

偏差値の計算は、下の式で出されます。
(自分の得点-平均点)÷標準偏差×10+50

標準偏差ってどんなもの?

ここで「標準偏差」というキーワードが出てきています。
標準偏差とは対象のデータのばらつきを表すものです。

今回の場合はテストや模試の場合を想定しているので、
点数がどれだけばらついているか、を表すのですね。

例えば、数学と国語のテストがあったとします。

名前数学(点)国語(点)
Aさん4015
Bさん5050
Cさん6085
A、B、Cの3人が数学と国語のテストを受けた結果

平均点は数学も国語も同じ50点です。
ですが、ばらつきは国語の方が大きいですよね。
このばらつきを表すのが標準偏差、といいます。
この場合は、国語の方が標準偏差が大きくなっている状態です。

実際に標準偏差を計算すると、数学は8.16点、国語は28.58点になります。
(標準偏差の詳しい計算式は複雑ですので省きますが、気になる人はぜひ調べてみてくださいね!)

点数が正規分布しているという仮定

偏差値は、受験者の点数が「正規分布している」という仮定のもと、
計算がされています。

正規分布、とはなんでしょう?

皆さんが普段受けているテストを想像してみてください。
平均点の近くの点数を取っている人が多く、
平均点から離れれば離れるほど人数が少なくなる
のではないでしょうか?

平均点を中心として、人数のグラフをかくと、
左右に向かって人数が少なくなる、山のようなグラフになると考えられます。

正規分布のイメージ図

このような左右対象になるような分布のことを正規分布といいます。

偏差値は、テストの点数がこの正規分布になっているという仮定して、
計算されているのです。
だから、自分の点数が全体のどのあたりなのか、
上位からおよそ何%になっているのか、がわかります。

(参考・引用:総務省 統計局 なるほど統計学園高等部 正規分布)

で、結局偏差値ってなんなの?

標準偏差や正規分布など、少しややこしい考え方をご紹介してきましが、
「結局偏差値ってなんだ?」と思っている人もいるでしょう。

偏差値は、
“テストの成績の分布が正規分布であると仮定して、
測定値の平均と標準偏差を用いて、
平均が50、標準偏差が10になるように変換して求める値”
引用:総務省 統計局 なるほど統計学園高等部 偏差値

テストの平均点や点数のばらつきは、テストによって様々です。
そのため、点数だけでは自分が「全体のなかでどれくらいできているのか」は
比較することができません
ね。

そのため、平均を「50」、ばらつきを「10」という基準に揃える計算をした上で、
自分の実力を測りやすく数値化したものが、偏差値というわけです。

偏差値の使い方

偏差値の計算方法がわかると、
おのずと偏差値の使い方もわかってきますね。

自分の位置を確認する

どんなテストであれ、偏差値の平均は50です。
偏差値が50より上であれば、平均より上、
偏差値が50より下であれば、平均より下だとわかります。

偏差値は正規分布だと仮定していますので、
偏差値によって自分が上位何%に入っているのかもわかります。

偏差値上位から何%に入っているか
75以上0.62%
702.28%
656.68%
6015.87%
5530.85%
5050.00%
4569.15%
4084.13%
3593.32%
偏差値と上位%の表

この表をみると、偏差値70以上をとる人は全体の3%以下だとわかります。
偏差値70以上とることがどれだけ大変かわかりますね…

点数と偏差値を比較する【同じテストで教科間】

例えば1つの模試で5教科(英数国理社)を受験して、次のような結果だったとします。

教科点数偏差値
英語7058
数学8560
国語7455
理科8065
社会9265
5教科テストの点数と偏差値の例

点数だけをみてみると、社会が一番よく、英語が一番低い点数です。
これだけで判断してしまうと、社会の実力が一番ついていて、英語が苦手、と判断してしまいます。

ですが、偏差値をみてみると、
理科と社会が高く、国語が一番低いという結果
ですね。
理科と社会では点数に大きな差がありますが、
偏差値上は同じ、というところでいくと、
理科のテストは難易度が高く、受験者平均が低かった割に、
自分は点数が取れていた
、と分析できます。

一方、英語と国語をみてみると、
点数上は英語の方が点数が低いですが、偏差値は国語の方が低いです。
ということは、英語だけでなく、国語も重点的に勉強する必要がありそうだな、と考えられますね。

数学は理科と比較してみましょう。
数学の方が点数は高いものの、偏差値は理科の方が高いですね。
どちらかというと数学の方が簡単だった、と言えそうです。

偏差値に注目すると、
点数だけでは見えてこなかった自分の得意・不得意が客観的に見えてきます。

テストの特徴を比較する【違うテストで同じ教科間】

次は数学と英語をA模試、B模試で受験して、次のような結果だったとします。

教科/模試A模試(点数|偏差値)B模試(点数|偏差値)
数学90点|6074点|59
英語85点|5560点|53
違うテストでの点数と偏差値

これをみると、テストの特徴が見えてきますね。
数学も英語も偏差値はあまり変わりませんが、
点数がB模試の方が低いですね。

おそらくB模試のテストの方が難しいテストだったのだろう、と考えられます。
各模試には特徴があり、基本問題が多い、応用問題が多い、マークシート形式、記述が多い、など
テストの内容や難易度が違うことは当たり前です。

そんな時にも偏差値を使うとおおよその自分の実力を図ることができますね。
B模試の方が点数は低いですが、
偏差値はあまり変わらないところをみると、
受験者の中での自分の位置はあまり変わらないと考えられるでしょう。

ここで注目しておきたいのは、受験者層です。
県内の多くの学校が受験しているのか、
それとも偏差値が高い学校ばかりが参加する模試なのか、など。
高校での模試で言えば、浪人生が受験している模試なのかどうか、でも偏差値は変わるでしょう。

「偏差値の計算方法」でもみてきたように、
偏差値は受験者のデータで出されます。
点数とは違い、「相対評価=他の人と比べた評価」です。
そのため、受験者のレベルによっても全然違う結果になりますので、
偏差値の高い・低いだけで一喜一憂するのではなく、
全体を通したデータの中で判断するようにしてくださいね!

最後に

偏差値は自分の実力を測る一つの数字です。

自分がどれだけできているか、できていないのか、を測る一つの指標にはなります。
しかし、「偏差値の使い方」でもお話したように、テストの特徴によっても変化していきます。

点数、偏差値、テストの難易度、受験者層、など、
いろいろなデータを複合的に分析しながらうまく偏差値を使うことが大事です。

点数が高い!低い!
偏差値が高い!低い!
だけで判断するのではなく、
一歩引いた客観的な視点から、自分のこれから勉強するべきところを分析するのが、とても重要です。

定期テストや模試は入試ではありません。
うまく使いこなすことで受験勉強を有利に進めていきましょう!

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